【頭の中を4分割】先輩・上司への報告/共有/説明が上手くなる方法(SBAR編)
頭の中で物事を4つに分ける(SBAR)とは
SBARを使い、あなたの頭の中を4つの項目に分けてから話せば、信頼関係ができておらず、あなたをいびってくる先輩・上司への報告/共有をできるだけ少ない会話の往復で終わらせることができます。
本当は信頼関係を築けばこのようなテクニックは必要ありませんが、信頼関係を築くまで、SBARを使用して乗り越えていきましょう
報・連・相を初めとした文章で説明を行う際に効果が発揮される
SBARは(本質)長い文章で相手に説明を行うシーンで効果を発揮します。
- プレゼンテーション
- 会議
- 報告
- 面接や面談
- ブログや手紙
物語や感情に訴える文章には向いていない
PREP法は、物語や感情に訴える文章やスピーチには向いていません。
読み手や聞き手の感情に訴えるための重要な要素は、実際の体験や思い出話などです。
良い例 プロジェクトがうまく進んでいないときの上司報告
「現在、進行中のプロジェクトで予算の超過5万ドル発生しており、プロジェクトの進捗が一週間遅れています。
開発段階での予期せぬ問題や材料コストの上昇などの要因が重なり、このままではターゲットの納期に間に合わない可能性が高いです。
間に合わせる為には予算を大幅に増やさなければいけません。赤字になることを考えると納期を遅らせる方が先決だと考えるので
先方に相談させて頂いてもよろしいでしょうか?上司は納期を遅らせるか、予算を増やすかどちらが良いと考えますでしょうか?」
4つの項目に分けて見てみよう
Situation |
結果から伝える為、現状を話します
ジロちゃん
現在、進行中のプロジェクトで予算の超過5万ドル発生しており、プロジェクトの進捗が一週間遅れています
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Back ground |
現状が起こった根拠、背景を伝えます
ジロちゃん
開発段階での予期せぬ問題や材料コストの上昇などの要因が重なり、
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Assessment | 背景が起こった理由について自分が考える理由を伝えます
ジロちゃん
間に合わせる為には予算を大幅に増やさなければいけません。赤字になることを考えると納期を遅らせる方が先決だと考えるので
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Recommendation | 自分が考える理由から依頼したいことを伝えます
ジロちゃん
先方に相談させて頂いてもよろしいでしょうか?上司は納期を遅らせるか、予算を増やすかどちらが良いと考えますでしょうか?
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SBARを利用しなくても信頼関係ができていれば報告はできる。
下記はSBARを利用していないやり取りですが、しても特に問題はありません
ただ、相手と信頼関係があればの話です…
タロさんみたいに優しく質問してくれる上司だけではないと思います。
やっかみを言ってくるような人に対してSBARを使えば1往復で伝えることができます。
「現在、進行中のプロジェクトで問題が起こっていて、納期を守るためには予算を増やさないと難しいと思います。でも、私の考えとしては、赤字になってしまいますし、納期を遅らせる方がいいかなと思っていて、先方に相談してみようと思っているんですが、上司の方針はいかがですか?」
開発段階でトラブルがあったので、材料コストも上がったこともあり納期にも影響が出ています。
予算の超過が5万ドル出ています。
別の1往復で報告をする方法(PREP法)
SBARが少し具体的すぎて難しい…ということであれば、PREP法という方法がありますので以下の記事をご覧ください。
上手く報告できない本質は信頼関係にある
先述していますが、「報告するのが苦手」「緊張する」の本質は、相手と関係性ができていないからです。
思い浮かべてください、うまく報告できない相手、注意してくる相手って決まっていませんか?
本質である相手との関係性を築いてしまえば、SBAR等テクニックを使わなくとも相手が優しく知りたいことを質問してくれます。
GIVEを続けても認めてくれないような人はただあなたを責めて、快楽に浸っているだけです。
割り切って関わりましょうね。 あなたが傷つく必要はありません!